天井のリフォームは、目的や要望が家庭によってさまざまです。
天井に関するリフォームでよくある工事内容を中心に、会社選びのポイントを確認してみましょう。
天井のデザインリフォームをしたい
天井のデザインリフォームをする場合は、デザイン提案のできる会社を選ぶことが大切です。営業担当者と別に、インテリアデザイナーやインテリアプランナーなどが在籍する会社を選ぶと良いでしょう。ただし、デザイナーによって照明計画が得意な人、木材などの演出が得意な人など様々ですから、自分の好みと合うかどうかが重要です。実績と照らし合わせましょう。
自分がどのようなデザインが好きで、どんなリフォームがしたいのかをしっかりと伝えることも忘れずに。
天井の断熱性を上げるリフォームがしたい
断熱性を上げるために大切なことは、断熱材や施工方法はもちろんですが、施工技術が最も重要だと言われています。なぜなら、いくら良い断熱材を使用しても、隙間だらけに断熱材を敷かれては意味がありません。
天井のリフォーム実績はもちろん、断熱に関する知識と経験がしっかりあれば、そのようないいかげんな工事を行うはずはありませんので、この点を確認するようにしましょう。
天井を吹き抜けにしたい
天井に吹き抜けを作るためには、建物の構造をしっかりと理解していることが大切です。吹き抜け工事の施工実績があることはもちろん、しっかりと現場を確認してくれることも重要です。
また、吹き抜けを作ることによって生じるデメリットについて説明するだけでなく、そのデメリットを少しでも解消するための改善策を提案してくれる会社を選ぶようにしましょう。
天井の照明を変えたい
天井の照明を変えるリフォームの場合、電気工事がメインになると思われがちですが、電気屋さんではクロスの補修が出来ないため、内装工事の施工力があるリフォーム会社が望ましいと言えます。
電気工事の技術と照明計画のセンスは別物なので、照明計画のセンスが良い会社に依頼するといいでしょう。
また、スピーカーを天井に取り付ける場合、スピーカー配線には専用ケーブルを用いるため、リフォーム会社とスピーカーを取り扱う音楽機材屋さんが協力して工事を進めると安心です。スピーカーを購入したお店や、購入を検討している商品をリフォーム会社に伝えて、両社に協力してもらうよう依頼すると良いでしょう。
天井の雨漏れを直したい
雨漏れを伴う天井工事をする場合は、突然の雨漏れが発生した時の対策をしっかり実施してくれる会社であるかどうかが重要です。
新築時の施工不備などで新築会社が保証してくれる場合は、原因と対策はもちろん、その後の保証について確認しておきましょう。
新築の保証期間が切れてしまい、別にリフォーム会社に依頼する場合は、雨漏れ補修工事の保証期間について確認しておきましょう。リフォーム会社で施工する場合は雨漏れ検査
が有料であることが多いです。事前にしっかり原因を調査してもらうことが良い改善策につながります。