ガスコンロ(ビルドインコンロ)の交換・設置・取り替えとは(方法)
ガスコンロの交換は、おうちのガスコンロが壊れた際に、途方にくれることが多いリフォームの一つです。緊急性の高い一方で、商品のよしあしも、価格も、施工を知れてくれる業者も知らない方がほとんどです。みんなのリフォームに寄せられた口
コミでは、「高いコンロを買いたいわけではないのに、業者からの提案選択肢が少なくて、結果として高いコンロを入れてしまった。」などの声も寄せられています。
ガスコンロ(ビルドインコンロ)の種類(メーカー)
ガスコンロには、据え置きタイプと、ビルドインタイプがあります。据え置きタイプとは、キッチンなどにあるガス栓から出ているガスホースで接続し、キッチンのガス台に乗せて設置するタイプで、ビルトインタイプは、システムキッチンに組み込み設置するタイプで、設置工事が必要となります。据え置きタイプは自分でも設置はできますが、安全性を考え、プロに任せることが多いです。メーカーとしては、リンナイ、HARMAN、パロマ、ノーリツ、東京ガス、エレクトロラックス、大阪ガス等がメインです。
ガスコンロ(ビルドインコンロ)の価格・相場
ガスコンロ(据え置き型・ビルドインコンロ)交換の平均施工(商品代込み)価格は、10万円~30万円程度です。商品としては、ビルドイン型ですと,リンナイのデリシア(DELICIA)シリーズや、東京ガスのピピッとコンロ、HARMANのS-Blink(スタイリッシュブリンク)、パロマのドレシィ(DRESY)あたりが人気の商品です。それぞれお値段には幅がありますが、売値としては、10万円~25万円程度が主力です。施工業者経由での交換作業台込みの方が割安になることも多いです。
ガスコンロ(ビルドインコンロ)の選び方
据え置き型のガスコンロの選ぶ際には、そもそものキッチンの条件・制約面と、機能面を考慮する必要があります。条件としては、サイズ、ガスの種類・ホースの種類、ガス栓のタイプ、高火力バナーの左右位置を確認しましょう。まずサイズを確認しましょう。標準サイズで間口60com、コンパクトサイズで56cmのサイズになります。次に、ガスの種類をご確認下さい。一般的には都市ガスで、発熱量12A、13Aになりますが、それ以外の発熱量の場合は、その旨を商品購入時、または、設置業者様に
お伝え下さい。またプロパンガスの場合もございますが、プロパンガスは、全国共通の機器規格です。見分け方としては、現状のホースの色が白色の場合は、都市ガス・オレンジ色の場合は、プロパンガスになります。更にガス栓のタイプもご確認下さい。ホースエンド型とコンセント型があります。コンセント型の場合は、専用のガスソケットが必要となりますのでご注意下さい。最後に火力バーナーの左右位置をどちらにするか、も決めておく必要があります。一方で機能面としては、天板の種類、グリルの機能、バーナーの機能の3点を注意してお好みの商品をお選び下さい。天板は、素材によりお手入れの手間と耐久性が変わります。耐久性がそこそこありお手頃価格であれば、ホーロー天板、お手入れのしやすさで選ぶならガラス板やガラ
スコートのものになります。またフッ素コートの板は、油汚れがおちにくいというホーローの欠点をカバーしているので、油を使う料理頻度が高い人にはお勧めです。
一方で、ビルドインガスコンロの選び方をご説明します。据え置き型同様に、サイズ、ガスの種類、高火力バナーの配置、天板種類、グリル性能あたりが決め手になります。まずサイズは、60cmタイプと75cm幅タイプでがございます。一般的は60cmですが、現状のコンロのサイズを測っておくようにしましょう。高火力バーナーについては、配置もですが、3口のうり、2口を高火力にすることもできます。防火対策としてキッチンの壁から遠い方のバーナーを高火力とすることが多いです。天板種類もおおむね据え置き型と同じですが、アルミトップ・ステンレストップのものが最近は高価格素材として人気です。