塗り壁って色々と種類があるけど何がいいだろう?【みんなのリフォームマガジン】

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塗り壁って色々と種類があるけど何がいいだろう?

  • 2015月05月24日更新
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室内の内装材と言えばダントツで壁紙が使用されていますが、最近ではインターネットや雑誌などの情報媒体の影響もあり、壁紙以外の内装材についてもよく知られるようになりました。
特にリフォームでは自分で内装材を選べることから壁紙以外にも塗り壁・室内塗装・木張り・タイルなどといった内装材が使われることも多くなりました。ここでは、その中でも特に人気がある塗り壁についてお話ししていきます。

塗り壁といっても実はその種類は様々で多数のメーカーが存在します。
実際にどのメーカーのどの商品が一番いいのかはよく分かりにくくて選べないということがあります。
一般的に塗り壁材の機能は「調湿機能」「消臭機能」「防カビ機能」「防火機能」などがありますが、塗り壁材の種類によってこれらの機能に多少の優劣があります。
まずはどんな種類の塗り壁があって、その中でも何を基準に選んでいけばいいのかをお伝えします。

漆喰

漆喰は消石灰を主成分とした材料で、日本においては古くから城・寺・家・倉などで使われてきました。
高い湿度によるカビや木造家屋の火災を防ぐ効果があることから昔から漆喰が使われていたのです。
そのため、防カビ・耐火性能については群を抜いています。
しかし、塗る厚みが薄いことから一般的に言われるような調湿機能については内装材としてあまり期待できません。
また、見た目はツルっとしています。そのため塗装した雰囲気を演出することができます。

珪藻土

珪藻土は植物性プランクトンが化石となったもので、昔から七輪などに使われてきました。
他にも、城の内装材やビールの濾過材としても使用されています。
調湿機能・消臭機能・防火機能については大きな効果を発揮します。
見た目はざらっとしています。そのため表情豊かで柔らかい雰囲気になります。
しかし、珪藻土自体で固まることができないため接着させる固化材を用いますが、その固化材が自然素材系なのか樹脂系なのかによって効果が変わってしまいます。樹脂系固化材の場合は効果が大きく失われてしまいます。
珪藻土を使用する場合は、固化材に何が使用されているかを調べる方が良いでしょう。

その他

火山灰
シラス壁とも言われており、珪酸を主成分とした内装材です。
調湿機能・消臭機能については大きな効果を発揮します。見た目は珪藻土に近いものになります。

ホタテ
ホタテの貝殻を原料とした内装材になります。消臭機能・防火性については大きな効果を発揮します。

選ぶ基準

塗り壁を選ぶ基準は3つあります。
1つ目は、商品に含まれる主成分の含有量になります。どんなに機能性に優れた成分であってもその使用する量が少なければ機能も下がります。パンフレットに主成分の機能を載せていても、それが製品になったときにどれだけ機能として活かされているかが重要になります。
2つ目は、商品に含まれる主成分以外に何が使われているか?になります。例えば色を出すために合成着色料を使用しているとカラーバリエーションは豊富ですが、機能性は下がります。また、珪藻土のように固化材を使う場合、その固化材が自然素材系か樹脂系か確認が必要です。
3つ目は、見た目の雰囲気です。漆喰のようなツルッとした印象と珪藻土やシラスのようなざらっとした印象では室内イメージが大きく異なります。
この3つを確認した上で、主成分の含有量が高く・全ての成分が自然素材系で出来ていて・見た目の雰囲気も好きな商品を選ぶことができれば塗り壁としての効果を十分に得られる空間に仕上がります。

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