断熱リフォームの効果的な方法って何がある?【みんなのリフォームマガジン】

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断熱リフォームの効果的な方法って何がある?

  • 2015月06月06日更新
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最近じわじわと、省エネリフォームが注目されています。
理由の一つには、住宅版エコポイントの効果があります。そのため、窓の断熱や壁・天井・床下の断熱について検討するお客様も増えてきました。窓断熱を行なってエコポイントが付くと、セットでトイレや浴室のリフォームを行なった時にもエコポイントが付与されるため、トイレや浴室リフォームを行なう予定があったお客様にとっては、セットでお得にリフォームができるチャンスな訳です。
いまこうして注目されている省エネリフォームですが、節水・節電を意識した省エネリフォームと断熱性能を向上させる省エネリフォームがあります。ここでは、後者の断熱性能を向上させるリフォームにフォーカスしていきます。

断熱の必要性と効果的な断熱リフォーム

最も効果的な断熱リフォームは?と訊かれたら、窓になります。
夏場の熱気は70%ちかくが窓から侵入してきます。そして、冬場の冷気は50%ちかくが窓から侵入してきます。
このことから、最も外気温の影響を受ける窓を断熱改修することで、断熱性の効果は飛躍的に向上する訳です。
窓の断熱リフォーム工事の方法については、大きく3つあります。
①内窓の設置
②ガラスの交換
③窓自体の交換
断熱の費用対効果が最も高いのは、上記の①②になります。
ただし、断熱以外にも結露対策・防音対策まで効果として期待できるのは①内窓の設置になります。
窓が二重になること、すなわち窓の開け閉めが2回になることを面倒と思わなければ、内窓が最も効果的な断熱リフォームと言えるでしょう。

次に効果的な断熱リフォームは、お客様の住まいの状況や夏と冬のどちらが不快で改善したいかによって優先順位が異なります。
夏場の暑さ対策を重視するのであれば、屋根裏の断熱がお勧めです。戸建の方なら夏場2階に上がるとサウナ状態のことがよくあると思います。小屋裏の断熱は屋根に当たる太陽熱が小屋裏に溜まるのを軽減させてくれます。窓から入ってくる暑さ対策とセットで実施すると効果が上がります。
冬場の寒さ対策を重視するのであれば、床下の断熱がお勧めです。朝起きて、床が冷たくて裸足で歩けない!なんてことはよくありますよね。足下から冷えると底冷えしてしまい、冷え性につながります。どんなに暖房しても床が冷たければ体感温度が上がらないため、足下の冷えは収まりません。体感温度は(室温+表面温度)÷2に相当します。
床下断熱で表面温度を上げていければ体感温度がプラスに転じるため効果を感じられます。

部屋ごとの最も効果的な断熱リフォーム

断熱リフォームを語る上で欠かせないのが、ヒートショックの問題です。
ヒートショックとは、浴室と洗面所の寒暖差の影響から血圧が上がり、脳梗塞や脳出血などを引き起こすことを言います。死に至るケースもあり、ヒートショックに関連する浴室内の死亡事故は年間17,000件になるとも言われています。交通事故の死亡者数が年間4,500人くらいということを考えると恐ろしいことです。
このことから、部屋ごとで考えた時にまっさきに断熱すべきは、浴室と洗面所になります。
最近のユニットバスは壁材・天井材に断熱機能が付いているので、リフォーム会社が手がける断熱リフォームとしては、洗面所の窓は必須として、床下・壁・天井まで断熱リフォームを計画しておくことが大切でしょう。

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