マンションってトイレの移設ができるのかしら?【みんなのリフォームマガジン】

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マンションってトイレの移設ができるのかしら?

  • 2015月06月09日更新
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最近、流行しているマンションリノベーション。スケルトンの全面改装リフォームで好きな間取りにできることが人気の要因の一つです。ただ、水廻りの移設については、マンションの構造や造りによって難しいことがあるのはマンションリフォーム特有の難しさです。中でもトイレの移設については難しいケースが多く、希望があっても実現できなかったケースが多いのではないでしょうか?

マンションのトイレリフォームが難しい理由

トイレは多くの質量を排水する必要があります。そのため排水管は傾斜や折れ曲がりに対して制約があります。また、マンションの躯体の空間的制限もあるため、トイレを移設すると今まで発生しなかった折れ曲がりや傾斜が緩やかになるなどが、どうしても生まれてしまいます。これがマンションのトイレ移設が難しい原因です。

しかし、トイレであっても条件が整えば移設できるケースはあります。
ここでは、マンションの水廻りを変更できる条件について触れてみましょう!

床下排水の便器で床下スペースが広いケース

マンションの造りによっては1階部分の下が直にコンクリートではなく、かつ二重床でもその高さが通常よりも高めにとられているケースがごく稀にあります。この場合は、移設する距離にも依りますが、移設が可能になります。
特に排水の配管経路上に移設する場合は移設しやすいかもしれません。また、1階部分に限らず、2階であっても、その下が駐車場などの共有施設になっていたりすると、床下にスペースが空いているケースがあります。
事前にリフォーム会社によく調査してもらいましょう。

床下排水の便器で配管用に床の高さを上げるケース

この場合は、元の排水位置から新たに配管を延ばして移設する方法です。ただし、この場合は配管を延ばすときに20センチほどの高さが必要になります。大きく距離の移設は難しいですが、多少の移設は可能です。
床下が直にコンクリートの場合は、床から20センチ程高くなることがネックです。天井高やドア高などを考慮する必要があるので注意が必要です。
床が二重床になっている場合、床下が既に10センチ程高くなっているので、そこから更に10センチ程高くなります。
少し前のマンションでは、廊下からトイレ・洗面所にいくときに段差が10センチほど高くなるケースがありましたが、同じような仕上がりになります。二重床の場合は全体的にバリアフリーになっていると思いますので、移設の利便性と
考慮して検討すると良いでしょう。

専門の部材を利用するケース

通常の排水ですと上記のようにすんなり移設とはいかないため、条件をクリアしないと移設は困難です。
排水圧送ポンプという専門の部材を利用するケースは、ポンプの圧力を用いて排水していくので設置場所を選ばないという特徴があるようです。こちらでしたら好きな位置に便器を移設できるかもしれません。
とはいっても、私はこちらの使用経験がないので詳細は多く語ることが出来ません。メーカーに問い合わせするか、施工認定店の方に確認する必要があるでしょう。(メーカー:SFAジャパン)
もちろん、便器以外にも移設に関わる、換気扇のダクト経路等も考慮する必要もあります。

どうしてもトイレの移設を必要とする場合は、上記の手段を参考にした上で、リフォーム会社と素敵なリノベーションプランを練っていくと良いでしょう!

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