マンションの防音性を向上させるポイント【みんなのリフォームマガジン】

  • S20x20 100みんなのリフォーム編集部

マンションの防音性を向上させるポイント

  • 2015月06月26日更新
S669x446 fotolia 71727662 subscription monthly m

マンションの生活は、隣、上下の部屋からの話し声や足音、生活音等が聞こえると気になるものです。
生活音が入りにくく、また、漏れにくくするために、床や壁に音を伝えにくくする工夫が効果的です。
プライバシーを守り、快適な環境を維持するために、多角的に防音性を高めていきましょう。

壁の厚みの仕上げの方法を確認

隣からの防音効果の有無は、壁のつくりで決まります。
鉄筋コンクリートの厚さと、壁の仕上げ方法で防音性が違ってきます。
壁の厚みは180mm以上必要で、仕上げ方法にはコンクリートにクロスを直接貼るクロス直貼りと、木軸等を組んだ上にボードを貼ってクロスを貼る二重壁に分けられます。
鉄筋コンクリートのマンションの場合は、クロス直貼りが主です。
今までは、二重壁の場合、壁とクロス面に空間ができるので、*太鼓現象が起きやすいと言われていました。
しかし、最近ではコンクリートと石膏ボードの間に吸音材を入れ、防音機能の低下を防いでいます。
*太鼓現象…壁と壁の間に隙間(空間)ができる事で、太鼓のように音が増幅される現象の事。
革だけを叩いても音はせず、太鼓にして革を叩くと大きな音がする現象と同じ。

床には弾力性のある素材を

歩いたり走ったりした時、物を落とした時等の「重量衝撃音」の対策は、コンクリートの厚さが重要です。
軽い物を落とした時の「軽量衝撃音」には、床の仕上げ材に使われる材料が、防音性の高い物かがポイントになります。防音性を高めるためには、フローリングを弾力性のあるものにすると良いでしょう。

外部の音や給排水音などの遮音対策

外の騒音が大きい地域は、部屋の窓の防音性をチェックしてください。
二重サッシが最も遮音性が高いと言われています。
また、排水管の水流音が気になるという場合も、排水管のまわりに工夫が必要です。
排水管に遮音材を巻いたり、排水管まわりの壁を厚くする等の対策が主流です。
図面をチェックする等して、できれば入居前に確認する事をおすすめします。

日頃から防犯対策の工夫を

マンションの構造以外にも、日頃から出来る小さな工夫が大切です。

・テレビ等、音の出る物を壁から離して置く
・家具の脚にフェルト等をつける
・壁際に高さのある家具(本棚等)を置く
・スリッパの着用
・音が気になる箇所に防音シートを貼る

等、出来る事から防音対策をしてください。
マンション、アパート等の集合住宅も多くなり、騒音トラブルも身近な問題です。
居心地の良い住まいのために、些細な事にも気を配り、皆がストレスフリーな生活を心がけましょう。

関連する記事

新着記事新着記事