耐震リフォーム 耐震補強商品の違いについて【みんなのリフォームマガジン】

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耐震リフォーム 耐震補強商品の違いについて

  • 2015月08月12日更新
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東海・東南海・南海地震と、近い将来必ず起こるであろうと予測されている地震に備えて住まいの耐震補強を行う人が増えてきています。耐震補強にも色々な方法があり、様々な耐震補強商品を取り入れて住宅の耐震性をアップさせます。素人にはそういった耐震補強商品の知識が殆どありませんので、提案された耐震補強商品で耐震補強の工事を行ってもらう事になるかと思います。せっかく我が家を耐震補強して貰うのですから、耐震補強商品にどういった商品があるのかを知っておいても損はないと思います。今回は耐震補強によく使われている「ダンパー(制震)」と「耐力壁」の違いについて説明したいと思います。

ダンパー(制震)とは?

建物のかわりに地震エネルギーを吸収し、建物の損傷を低減させる製品です。もたらす効果としては、建物の倒壊や損傷、建物内部の損傷を軽減させたり、繰り返す地震にも地震エネルギーを吸収するので余震の際も制震効果があります。また小さな地震、大きな地震問わずに地震エネルギーを吸収し、地震の揺れと建物の揺れが共振する事を防いでくれます。制震ダンパーは戸建て住宅の場合、外壁や内壁の柱と梁、柱と桁、柱と土台の交差部分に取り付けます。

耐力壁とは?

建物の横から加えられる力を支える壁の事です。横から加えられる力とは、地震の横揺れをはじめ台風時などの横から吹く強い風が挙げられます。耐力壁には色んな種類があり、軸組工法の場合は筋交いを使った片筋交い・たすき掛けといった耐力壁や面材耐力壁を組み合わせて使用したり、2×4工法の場合は構造用合板を外壁に、石膏ボードを内壁に組み合わせて使用したりする方法があります。
建物の全ての壁が耐力壁という訳ではなく、構造力学上重要な役割を担う壁を耐力壁と呼びます。戸建て住宅の場合、建築基準法で規定されている簡易計算方法で耐力壁の数・バランス良い配置・柱の柱頭や柱脚の接合方法の3点においては確認する必要があります。

ダンパー(制震)と耐力壁の違い

それぞれがどんな商品なのか特徴を挙げてみましたが、ダンパーが制震工法なのに対して耐力壁は耐震工法だという大きな違いがあります。耐震工法は建物自体が地震の揺れに耐えるのに対して、制震工法は制振装置で地震の揺れを吸収します。また、耐震工法は全ての基本となりますので、耐力壁はどの住宅にもあるはずです。一方のダンパー(制震)は、耐震を十分に満たした上で建築されるものです。まずは耐震基準を満たす事を目標にし、耐力壁で耐震性を向上させ上でダンパー(制震)を取付けるという事になります。

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