マンションの水まわりの移設って何に注意したらいいの?【みんなのリフォームマガジン】

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マンションの水まわりの移設って何に注意したらいいの?

  • 2015月08月16日更新
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 水まわりの位置は暮らしの質に大きく関わってくる大切なポイントですよね。そんな水まわりのリフォームをする際に、マンションそのものの構造や設備面との関連性が高いために必要な注意点があることをご存じでしょうか。今回はそんなマンションならではの注意点をご紹介したいと思います。

マンション規約の確認
 規約を確認することは、水まわりを移設する際だけではなく、リフォームする際には必ず必要です。マンションの水まわりの移設は構造とマンション規約次第です。構造は専門家に、マンションの規約は管理会社に確認をする必要があります。水まわりは水漏れの問題も絡むので、慎重に判断することをおすすめします。

配管について
 給水管と給湯管は比較的移動しやすいのですが、排水管は注意が必要です。マンション内では外部から給排水する為の配管を各階に貫通させて配置しています。そしてその配管から横に管を配置して各家庭のキッチンやトイレ等の使用した水を排水しています。その為この大元となる排水管は動かすことがとても困難なのです。また、排水管にはその太さに応じた傾斜を付けなければならないと建築基準法で定められています。それに傾斜がないと水が流れません。キッチンなどの設備から大元の配管までの距離が遠くなればなるほど、この傾斜の角度が大きくなることとなり、結果的に床下の高さが必要になってきます。傾斜をつけるのに十分な高さが確保できない場合は、床を高くする必要がでてきます。そうすると、特殊なリフォームになり費用が多くかかることに繋がります。特にトイレは注意が必要です。その理由は、キッチンや洗面所に比べて排水管が太いので、傾斜を付けようと思うとそれだけ床下の高さが必要になってきます。トイレの移設距離を短めにすることでこの点は回避可能です。排水管に関してはもう一つ注意点があります。それは、排水管が階下の天井裏に通っていると水まわりの位置変更は基本的に不可能です。これは築30年以上のマンションに多く見られるケースです。

 マンションのリフォームの場合、想像以上に工事の音が響き渡ることも多いものです。工事前には上下左右の家と材料を搬入する通路に面した家などの工事をすることによって影響のある家には必ず工事前に挨拶に行くようにしましょう。家が快適空間になったとしても、近所との関係がぎくしゃくしてはせっかくのリフォームが台無しです。

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