不動産相続の基礎知識。相続登記とは何か?【みんなのリフォームマガジン】

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不動産相続の基礎知識。相続登記とは何か?

  • 2015月08月23日更新
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一般的に相続とは、人が亡くなったときに亡くなった人の財産を配偶者や子どもなどの血族が受け継ぐことをいいます。相続できる財産には不動産(土地・建物)、動産、現金や預貯金、債権といったものがあります。ここでは不動産相続の基礎知識として、相続登記について説明します。

不動産の相続登記とは

不動産の所有者が亡くなり相続が開始されると不動産の所有権は相続人に移転されます。しかし、移転されるといっても自動的に名義人の変更が行われる訳ではなく、名義変更の為に相続登記の手続きが必要になります。相続登記を行う期限は法律で定められていませんが、登記を行わないことによって将来的に相続人同士でトラブルになる可能性もあるので早目に済ませておくことをお勧めします。

不動産の相続登記方法

不動産の相続登記を行うのは不動産の所在地を管轄する法務局にて手続きを行います。登記を行う際に必要な書類は、登記申請書・申請書副本・固定資産課税台帳謄本・相続人の住民票・代理人が申請する場合は委任状・相続関係を証明する書類です。相続内容によって必要書類が異なるので管轄の法務局に確認するようにしましょう。これらの必要書類が揃えば相続人が手続きを行えますが時間がなかったり不明な点があったりする場合、手数料は掛かりますが司法書士に依頼することも可能です。この他に、相続登記の手続きに登録免許税として収入印紙が必要です。登録免許税の計算方法は、固定資産税評価額×0.6%です。ちなみに固定資産税の評価額は市区町村の役場にある固定資産税課で確認することが出来ます。手続きは法務局の窓口に出向いて行うか、必要書類を郵送で一括送付することが出来ます。

相続登記の注意点

不動産相続の場合、相続人の人数が多いとややこしくなります。遺産というのは法定相続人によって分けられますが遺言書がなく、法定相続分通りに相続しない場合には遺産分割協議が行われて財産分与が決定され、遺産分割協議書を添付して相続登記を行うことになります。法定相続分通りに相続する場合は相続人のひとりが相続登記を行えば良いのですが、この場合の不動産は相続人全員が共有していることになり、売却を行うときなどに所有者全員で行わなくてはいけないことになり、ややこしくなることがあるので注意が必要です。

登記の手続き自体は難しくはありませんが、相続人の把握や相続人が多い場合はそれぞれの戸籍謄本と印鑑証明が必要になるなど、手間が掛かる部分もある相続登記ですが遺産分割が決まり次第迅速に手続きするようにしておきましょう。

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