ガスと電気の違い。それぞれのメリット・デメリットを紹介【みんなのリフォームマガジン】

  • S20x20 100みんなのリフォーム編集部

ガスと電気の違い。それぞれのメリット・デメリットを紹介

  • 2015月08月23日更新
S669x446 fotolia 18900821 subscription monthly m

わたしたちが生活をしていく上でエネルギーの存在は必要不可欠です。調理、入浴、掃除や洗濯、テレビやパソコンの利用など生活の様々な場面でエネルギーを使用しています。家庭で使用されているエネルギーの代表的なものが電気とガスです。普段当たり前のように使用しているこれらのエネルギーの特徴とメリット・デメリットを紹介します。

ガスと電気の違いとは

一般家庭ではガスコンロやガス給湯器にガスが使用されています。ガスは一般ガス事業者よりガス管を通して供給されるエネルギーです。一方の電気は、電力会社より電柱の送電線を通り変圧器で電圧を落として各家庭に送電されています。電気は生活で使用するエネルギーの全てをまかなえるのに対し、ガスだけでは家庭で使用するエネルギー全てをまかなうことが出来ず、ガスと電気を併用することで電気使用量を最小限に止めるといった使用の仕方をします。

オール電化のメリットとデメリット

まずは、生活の全てのエネルギーを電気でまかなうオール電化のメリットとデメリットを紹介します。オール電化の住宅ではガスを使用しないので、ガスコンロはなくIHクッキングヒーターが設置されています。この他にもヒートポンプ技術を利用した電気給湯器のエコキュートを設置し、給湯や床暖房にも利用されています。このように今までガスを利用していたものを全て電気でまかなうので電気代のみの光熱費で済むことから経済的であるというメリットがあります。また、オール電化は深夜料金が安いので日中に使用するお湯を深夜に沸かしておくことで電気料金を安上がりにすることも出来ます。このような経済的メリットの他に、IHクッキングヒーターはガスのように炎を利用しないので火災のリスクが軽減され、災害時の復旧においては電気が一番早いというメリットがあります。メリットが沢山あるオール電化ですが、昼間の電気代は高いので日中に電気を利用する家庭では電気代が高くなる可能性があります。またイニシャルコストが高いので導入をためらう場合もあります。停電時には電気がまったく使用出来ないので何も出来なくなってしまったり、IHに対応した鍋が必要であったりIHの火力に不満が出たりすることもあります。

ガスのメリットとデメリット

家庭でガスを使用する代表的なものとして給湯器が挙げられます。その中に熱を再利用することが出来る省エネルギーのエコジョーズがあります。エコジョーズの給湯効率は従来の約80%から95%もあるといわれており、CO2排出量もカットすることが出来る環境に優しい給湯器です。お風呂や床暖房、浴室暖房乾燥に使用されています。この他に、コージェネレーションシステムを使用したエネファームがあります。コージェネレーションシステムとは、1つのエネルギー源(ガス)から、2つのエネルギー(電気と排熱)を取り出すシステムのことです。エネファームは家庭用向けのコージェネレーションシステムを導入した燃料電池のことをいいます。エネファームは2つのエネルギーが取り出せるので電気をテレビや洗濯機などに使用し熱をお風呂や床暖房に使用することが出来るので、電気代を削減することが可能です。エネファームの導入時には国や自治体からの補助金制度があったり、エネファームを導入している家庭向けのお得なガス料金プランがあったりします。また、停電時にも自立運転が可能な製品があるので災害時にも強く、発電時に騒音を出さないといったメリットがあります。しかし、製品自体が高く寿命が最長20年といわれているので、費用対効果の面で検討が必要です。太陽光発電なら電力を電力会社へ売電することが出来ますが、エネファームで発電する電力は売電することが出来ません。

ガスと電気、それぞれにメリット・デメリットのあるシステムや製品があります。住んでいる地域や家族構成によっても、ガスと電気どちらが良いのかが変わってきます。ガス会社や電力会社では光熱費のシミュレーションや、システムや製品導入時の見積などを無料で行っているところもあります。それぞれを比較検討し、各家庭に合ったエネルギーを導入するようにしましょう。

関連する記事

この記事に関連するカテゴリ

新着記事新着記事