自然素材リフォーム。珪藻土のメリット・デメリット【みんなのリフォームマガジン】

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自然素材リフォーム。珪藻土のメリット・デメリット

  • 2015月08月25日更新
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バスマットや、塗り壁にも使われている人気の素材、珪藻土。
リフォームに取り入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そんな珪藻土の、メリットとデメリットをまとめてみました。

珪藻土とは?

珪藻土は、植物プランクトンの一種である藻類の一種、珪藻の珪藻殻(化石)が、海や湖の底にたまってできた堆積岩です。

珪藻土のメリット

珪藻殻には、小さく細かい穴が多くあるため、非常に軽く、水や空気を含み、また、通過させることが可能です。そのため珪藻土は、ビールや酒のろ過材や、断熱れんがなどにも利用されています。
また、調湿性能に関しても、他の素材より優れており、湿度の高い環境では水分を吸い、乾燥している環境では水分を吐き出します。
珪藻土は、燃えない物質で出来ているため、耐火性や断熱性にも長けていて、断熱性に関しては、モルタル(砂とセメントと水とを練り混ぜて作る建築材料)の約10倍程度の効果を持っています。
他にも、空気中のホコリなどの吸着力に優れていて、ほこりや花粉が飛散せず、いやな臭いや煙草の煙なども吸収することや、音の反響が少ないため遮音性があること、保温効果があり、室内の暖かさを保てることなど、珪藻土にはたくさんのメリットがあります。
これらの数多くのメリットは、珪藻土の多孔質が元です。

珪藻土のデメリット

珪藻土の性質は、粘土のように固まりません。
そのため、珪藻土を使う際には、セメント・粘土・石灰、合成樹脂などの凝固材を混ぜなければなりません。
凝固剤が不足していると、表面が脆くなり、乾燥した時に珪藻土の粉が落ちてしまいます。
合成樹脂などを入れることによって、自然素材の状態よりも施工性が高まり、クラック(割れ)なども起こりにくくはなりますが、珪藻土の孔を塞ぐことになるため、メリットである調湿性能が劣下してしまいます。
数ある珪藻土を使った商品の中には、珪藻土の割合が少ないものもありますので、自然素材にこだわる方は、内容物は必ず確認しておきましょう。
珪藻土の仕上がりは、表面がザラザラとした質感になるため、体が擦れると痛く、傷ができることや、壁に触れた時に、衣服に白い粉がつくことがあります。
また、珪藻土が内壁材として使われるようになってからの歴史が短いこともあり、経年劣化などを不安に思う方も多いようです。
価格も、ビニールクロスよりも割高なので、予算的な問題も考えられます。

珪藻土の見た目は、原料特性により、真っ白な色を出すことや、フラットな仕上げにすることが難しいのも特徴です。
珪藻土は、ざらっとしたゆず肌なので、つるつるとした見た目が好みの方は、漆喰の塗り壁をおすすめします。
珪藻土は、風合いのある見た目や雰囲気を好む方におすすめです。
このように、ご自分の用途や好み、珪藻土のメリット・デメリットをきちんと理解した上で、暮らしに取り入れていきましょう。

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