自然素材リフォーム。漆喰のメリット・デメリット【みんなのリフォームマガジン】

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自然素材リフォーム。漆喰のメリット・デメリット

  • 2015月08月31日更新
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漆喰は、古くから一般的に使われていましたが、近年、改めて注目されている素材です。
そんな漆喰をリフォームに取り入れる上で、知っておきたいメリット・デメリットをまとめてみました。

漆喰とは

漆喰は、消石灰を主成分にしている素材です。
消石灰に、麻や藁の繊維や川砂などを加え、海藻を原料とする糊で練り上げます。
基本的には白色ですが、顔料などを加えれば様々な色を出すことも可能です。
二酸化炭素を吸収しながら硬化していく気硬性のため、年月がたつほどに硬化する特徴があります。

漆喰のメリット

珪藻土などとは違って、漆喰は単体で固まり、凝固剤、接着剤が不要なため、自然素材を100%活かすことができます。
漆喰の主成分となる消石灰には、カビ・ダニの発生を抑制する作用があり、VOC(有機溶剤)を放出しません。
アレルギー物質も吸着してくれるので、肌に優しい素材です。
弱アルカリ性で、有機物を分解し、殺菌機能によって細菌の生育・増殖を抑える効果もあります。
ダイオキシンなどの有毒ガス、アトピーが悪化する原因とされているホルムアルデヒドの発生、建築建材から出た科学物質を吸うことによって発症するシックハウス症候群などの心配もありません。

無機質な素材のため静電気が起きず、ほこりや汚れの付着を防ぎ、万が一汚れがついてしまっても、比較的落ちやすい素材なので、お掃除も簡単です。
消臭効果も優れており、ヤニや嫌な臭いもつきにくく、喫煙者やペットのいるご家庭にも適しています。

また、吸音性も高く、音漏れもしにくい素材です。

漆喰のデメリット

壁の下地が土壁の場合は調湿機能に優れている漆喰ですが、下地が石膏ボードになると調湿機能は低下してしまいます。
JIS規格で要求している調湿機能は、70g/㎡/24hですが、漆喰の調湿機能は、40g/㎡/24hほどのものがほとんどです。

漆喰の施工は、下塗りの後に乾くのを待つ作業があるため、ビニールクロスの施工よりも工期が長くかかります。
業者によって、値段も変わってきますが、漆喰は比較的に費用が高めです。
また、施工する職人の腕次第で、ひび割れなどが起こる可能性もある素材です。

優れた調湿機能を希望する方は、珪藻土などの素材がおすすめですが、調湿機能だけでなく、つるっとした見た目も優先したいと言う方は漆喰にするなど、それぞれの素材の特性を理解し、比較して選ぶと良いでしょう。
また、漆喰の施工は、職人がコテで塗り広げるため、その方の技術力やセンスによっても出来上がりが変わってきます。
技術面、コスト面などを配慮しながら、業者選びも慎重に行ってください。

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