新建材のメリット・デメリット。リフォーム基礎知識【みんなのリフォームマガジン】

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新建材のメリット・デメリット。リフォーム基礎知識

  • 2015月08月31日更新
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よく使われている新建材は、自然素材と比べて、どのようなメリット・デメリットがあるのかをまとめてみました。

新建材とは?

新建材は、新しく開発された建築材料のことを言います。
様々な種類があり、その中でも、プラスチック素材が多く使われています。
他には、ウレタン、スチールなどの断熱材や、ポリエステル、塩化ビニル、家の壁や家具に使われている板材、プラスチック床材、化粧版などがあります。

新建材のメリット

新建材は、無垢材などの自然素材と違い、加工や取り付けがしやすいのが特徴です。
無垢材を施工するには、職人の経験や技術が必要となりますが、新建材の場合、工場などで数字通りに加工されるため、特別な技術がなくても加工ができます。
現場での調整が少ないことから、施工も短期間で行えて、工場での大量生産により低コストなところもメリットです。
素材やメーカーで、デザインが豊富にあり、デザイン性・機能性の提案ができます。
無垢材などの自然素材では、希望のデザインに加工するとなると、技術面の限度がある上、高い費用や、手入れ・メンテナンスの手間もかかります。
しかし、新建材の手入れは、拭き掃除をする程度で良いため、その手軽さも魅力です。

新建材のデメリット

新建材は、シックハウス症候群の原因の一つと言われています。
石油などの資源を、化学合成して作られるものが多く、VOC(揮発性有機化合物)によってシックハウス症候群・化学物質過敏症などの症状を引き起こす可能性があります。
また、廃棄する際の焼却で、ダイオキシンなどの有害物質が発生する恐れもあり、廃材の処理もこれからの課題です。

新建材の化学物質により、シックハウス症候群を発症すると言う健康被害を受け、2003年に建築基準法が改正されました。
ホルムアルデヒドの放散量に応じて、使用面積の制限と換気設備の基準が設けられています。
ホルムアルデヒドの放散量が「F☆☆☆☆」や「F☆☆☆」と星の数で分けられていて、ほぼホルムアルデヒドが放散されない「F☆☆☆☆」(エフ・フォースター)の建材は、使用面積の制限はありません。
この基準を知っておくと、安全な素材選びをする上でとても安心です。
自然素材でも、人によってアレルギー反応が出る場合もあるため、どこまでこだわるかは個人の判断となります。
体に悪いから絶対に新建材を使用してはいけないと決めつけるのではなく、素材や使う面積などを考慮した上で、用途や生活スタイルに合わせ、自然素材のものと上手に選び分けると良いでしょう。

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