窓も扉も閉じているのに騒音がうるさい。窓の遮音性を見直そう【みんなのリフォームマガジン】

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窓も扉も閉じているのに騒音がうるさい。窓の遮音性を見直そう

  • 2015月09月01日更新
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騒音の原因は窓にあり

音の伝わり方には、空気の振動で伝わる音と、建物を伝わる音の二種類あります。

建物を伝わる音は、車の走行、近所の工事などで、地面から伝わった振動によるものです。住宅ごと振動する場合は、対策方法がありません。しかし、それ以外はほとんど空気から伝わっています。人が「騒音」と感じているのは主にその空気から伝わる音であり、適切な対策をとれば、防音・遮音をすることが可能です。

空気の振動で伝わる音は、屋根や地面などからの騒音もありますが、主に壁を通じて入ってきます。そのことから、建物の中で、圧倒的に壁厚が薄い窓ガラスから出入りする音が最も多いと考えられます。

窓の防音対策を見直そう

一日中時間を気にせずに楽器を演奏したり、外の音が全く聞こえないようにするには、防音ルーム並の対策が必要となりますが、一般的な騒音を軽減したいと言う要望なら、窓だけの防音対策でも十分な効果を期待できます。

・ガラスだけでなくサッシを確認
騒音は、ほとんどが窓ガラスではなく、サッシの隙間から入ってきているので、ガラスだけを防音効果のあるものに交換しても、それだけで防音することは難しくなります。窓は、ガラスとサッシが組み合わさってできているため、両方の防音性を高めることが必要です。
ガラスと併せて、まずはサッシの隙間対策を検討してください。




サッシの隙間を防ぐ2つの方法

1つは、今あるサッシよりも隙間の少ないタイプの防音サッシと交換する方法です。しかし、今あるサッシを交換することは簡単な方法ではありません。外壁の中にサッシの枠は入り込んでいるため、手間と費用がかかります。外壁の切断などが必要なので、2、3日ほどの工事になります。

2つ目は、今あるサッシはそのままで、室内側に後付けできるタイプの二重窓を設置する方法です。二重窓の設置は、ひとつの窓にかかる時間が1時間程度と、余分な手間がかからないのが魅力です。その分施工費も安く、手軽に防音対策ができます。ガラスとサッシの隙間を通り抜けた音も、二重窓の密着性でシャットダウンしてくれます。

窓の数が増えたから出入りする音が少なくなると言うことではなく、新しく取り付けた窓の気密性の高さが、騒音を軽減するのです。マンションなどの共同住宅は、管理規定の関係で窓枠の交換ができないところもたくさんあります。そのような点や、施工時間や費用の少なさなども含め、内側に窓を設置する方法をおすすめする業者が多いようです。

また、防音だけでなく、断熱効果なども得ることができるので、コストパフォーマンスの良いリフォームと言えるでしょう。

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