リノベーションってどうすれば良いの?リノベーションのポイントとよくある質問【みんなのリフォーム】

リノベーション

「リフォーム」と同義語と考えている人も多い、「リノベーション」という言葉。 様々な定義があり、両者の境界線は曖昧になっていますが、一般的に「リフォーム」は老朽化した部分を新築時の状態に戻す(復元する)こと、キッチンやトイレのなど一部の設備機器を交換することをさします。 一方、「リノベーション」は電気・ガスの配管を刷新したり、新築時以上に建物の性能を上げ、それぞれのライフスタイルにあったデザイン性ある住宅へ改修、増築することで価値ある住宅を新しく造り出すことです。

リノベーションの統計

平均費用692.5万円

平均工期-

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リノベーションとリフォームの違い


リフォームは、住宅設備の復旧・復元を意味し、リノベーションは、刷新・改修を意味しています。
リノベーションでは、住宅をすべて刷新するケールが多いため、リフォームで考えられるような工事よりも規模が大きくなることが一般的です。
さらに「リノベーション」には社会的な意味も含まれており、不要になったから建物を壊すのではなく、新たな時代のニーズにあった性能を持たせ、長く使えるようにしようと考えます。具体的には、デザインの刷新だけではなく、耐震性能や防火性能の向上、設備のエコ化、ITへの対応などが重要となります。


リノベーションのニーズ


リノベーションをしたいと思う要因は人それぞれです。たとえば家族構成の変化や、家族の成長や老化、事故や病気による生活スタイルの変化といった人的要因であったり
、建物自体の老朽化や設備機器の老朽化。家族の増減による必要な部屋数や敷地面積が広すぎたり狭すぎたりといった物理的要因です。

また最近では、住宅購入を検討する際、中古住宅を買ってリノベーションする、という選択をする人も増えてきました。
日本の住宅ストック(中古住宅のこと)は、年々増加傾向にあります。つまり、誰も住んでいない空家が増え続けているということです。これまで、住宅購入は新築住宅が一般的でしたが、今後は住宅ストックを最大限に活用していくことが国としての課題にもなっています。
また、地球環境問題や資源節約の観点からも、「いいものを、きちんと手入れして、長く使う」という考え方が重要視され、良質な住宅ストックを適切にメンテナンスしたり、リノベーションすることで何世代にもわたって使われていく「新しい住宅」のあり方が注目されています。


リノベーションの注意点


リノベーションをする上で大切なことは、優先順位を明確にし、施工会社とコミュニケーションしっかり取ることです。
また、建物の基本となる骨組みに問題があると希望通りに工事ができない場合もあります。必ず工事前に建物の基本となる構造を確認するようにしましょう。
戸建とは違い、マンションの場合だと住戸内部の内装や設備機器といった専有部分は問題ありませんが、ベランダやサッシなどの共用部分は変更することができません。それぞれのマンションの規定によっては使える部材も限られてしまうケースもあります。
現状をしっかりと理解したうえで、理想の暮らしに近づける最良の道を探しましょう。


リノベーションのメリット(新築との違い)


前にも述べたように、リノベーションとは大規模な改修を行い、それによって使い方を変更したり機能を追加したり、性能を向上させるなどして住宅の価値を高めることをいいます。
原状回復を目的とするリフォームであれば迷うことはありませんが、リノベーションの内容を検討するうちに、新築(建て替え)にした方がいいのではないか悩んでしまうこともあるでしょう。
では、新築(建て替え)と比べた時のリノベーションのメリットとデメリットは何でしょうか?

リノベーションのメリットは、なんと言っても新築と比べて工事費用が2~3割程度安く済む場合が多いということです。
既存のコンクリート基礎を残せるため土を掘ったり埋め戻したりする必要がありませんし、柱や梁の構造材が腐食していなければ、そのまま残せます。工事日数も新築より短縮することができ、その分の人件費も安くすむからです。
また、新築と比べてリノベーション工事の方が、二酸化炭素の排出量や廃棄物の発生も少なく、資源を節約することができます。
予算や必要に応じて工事の範囲が選択できたり、家族に愛着のあるものを残すこともできるところも、メリットの一つです。

また、中古住宅を買ってリノベーションをする場合、新築の場合は住みたいと思う場所に物件があるとは限りませんが、中古の場合は、「昨日まではなかった物件が、今日になって希望の場所に出てきた」ということもあります。
さらに、新築住宅では未完成の状態で売り出される(青田売り)ことが多いのに対して、中古住宅は、購入前に実物を見ることができます。室内の様子はもちろん、実際の日当たりや風通しなども確認ができるので安心です。

新築住宅よりも、購入後の価格下落が穏やかなのも中古住宅のメリットです。
新築の場合、たった1日住んだだけで「中古住宅」になり、2割ほど値下がりしてしまいます。もちろん、リノベーションした中古住宅も同様のリスクはありますが、中古住宅を購入した時点で、ほぼ値段が下がりきっている場合、その後の売却額も大幅に下がることは少ないと言えます。
つまり、リノベーション費用をかけても新築に比べリーズナブルに住宅を取得でき、資産価値の目減りが少ないといえます。


リノベーションのデメリット


一方で、リノベーションの場合、既存建物の構造によっては間取りが自由にならなかったり、基礎や柱を変えない場合は家の強度や耐震に不安が残る場合もあります。構造の補強を含めると新築より価格が高くなってしまうことも…。

また、新築や中古住宅を購入してそのまま住むことに比べて、リノベーションの場合は建物の構造調査や設計、設備機器の選択やデザインの変更など、実際に暮らし始めるまでに時間と労力がかかってしまいます。
また、中古住宅を購入した後に工事が始まるため、工事期間中は仮住まいが必要になるなど、しっかりと資金計画を立てることが大切です。

中古住宅を購入してリノベーションする時に、ローンを利用する場合、住宅ローンの他にもう一つ「リフォームローン」を組む必要があります。
しかし、各金融機関が出している「リフォームローン」という商品は、基本的に「今住んでいる家」の老朽化やメンテナンスを対象としたローンです。そのため、借り入れの限度額も少なく設定されている場合もあります。
また、住宅ローンは購入する不動産が担保になりますが、リフォームローンの場合、担保になる資産がないため、金利が高く、借入期間が短くなります。
ただし最近では、家の購入とリノベーションをセットにしてローンを組む、「リフォーム付き住宅ローン」という商品も出てきましたので、よく確認してみましょう。
なお、リフォーム付き住宅ローンでローン控除を受ける際には、「増改築工事証明書」の提出が必要になります。
これは、建築士の資格を持つ人の確認(書類に捺印)が求められていますが、リフォーム会社の中に有資格者がいれば、基本的に無料で確認してもらえます。
ただ、確認を外部の人(別の建築士)に頼む場合、10万円ほど費用がかかるケースもあります。

※住宅ローン控除とは、金融機関から住宅ローンを借り入れした際に、その年末の借入残高の最大1%が所得税から控除され、その所得税が還付される制度で、最大10年間適用されます。

よくある質問


リノベーションの流れを教えてください。

基本的な流れは以下のようになります。

①資金計画を立てる。
どんな風にリノベーションしたいのか考えていても、実際に使える予算がいくらあるのかによって、工事内容は大幅に変わってきます。
リノベーションに使える金額をしっかりと把握することが大切です。
ローンを利用する場合は、毎月の返済額と借りられる額を金融機関のシュミレーションサイトなどで試算してみましょう。

②情報を集める。
雑誌やインターネットを活用して、自分の志向に合いそうな会社を探してリストアップします。また施工事例などを参考に、使いたい設備や建材などの情報も集めましょう。

③要望や優先順位を決める。
どこをどのようにしたいのか、家族で話し合い要望や優先順位をまとめます。

④現場調査・見積もりを依頼する。
②でリストアップした会社からさらに数社に絞り込み、連絡をとって「現場調査」に来てもらいます。(現場調査とは、リフォームする家の採寸や状態を調査することです。プランをつくるうえでまず最初に必要になる工程です。)
同時に要望を伝え、見積もりを依頼します。

⑤依頼先を決める。
複数の業者に見積もりを頼み、比較検討しましょう。見積もりはプランと併せて提案されるので、金額だけでなく、工事内容や使われる材料、設備機器も確認しましょう。

⑥契約する。
依頼先を決めたら、詳細な打ち合わせをします。
見積もりとプランが確定したら工事内容を確認して契約を交わします。

⑦工事スタート(着工)
現場監督から工程表をもらい、スケジュールの確認をしましょう。

⑧工事完了・引き渡し
工事完了後に施主検査を行い、保証書などもあわせて引き渡しを受ける。

マンションのリノベーションはどんな構造でもできますか?

「壁式構造」の場合は間取りの変更が難しいこともあります。

マンションの構造には、構造上「動かせる壁」と「動かせない壁」があります。
柱と梁で支える「ラーメン構造」のマンションの場合、室内の壁は造作壁のため、壊しても構造に支障がないことがほとんどです。


一方、壁自体が構造体となっているる壁式構造の場合、。間仕切り壁の一部で構造を支えているため、その壁を外したり、移動することはできません。そのため、間取り変更が希望通りにできない可能性があります。



プランや見積もり作成に、お金はかかりますか?

初回の提案は無料のことが多いです。。

リフォーム会社に現場調査や見積もりをお願いした場合、初回の提案は無料のことが多いです。しかし、その見積もりや提案に対して、修正をお願いすることとになるとと、お金が必要となる場合もあります。依頼前にどこから料金が発生するのか、きちんと確認しておきましょう。

中古住宅の購入前から、リノベーションの相談はできますか?

対応してくれる会社は多いです。

購入する物件がまだ決まっていなくても、リフォームしてもらいたい会社が決まっているようなら、相談してみましょう。物件が決まっていないと、具体的なプランや見積もりを出してもらうことはできませんが、希望の工事内容が可能なのか、どのくらいの費用がかかりそうかなど、教えてもらうことができます。会社によっては、不動産担当の部署があり、物件を紹介してくれることもあります。また、希望すれば内覧の際に同行してもらえることもあるので相談してみましょう。


リノベーションの保障や保険について、教えてください。

保障や保険加入があるかないかは、会社によって違います。

工事完了後に不具合が見つかったら…。そんな心配を払拭してくれるのが「保証書」です。保証書があれば、決められた保障期間内に見つかった不具合箇所を無償で直してくれます。(家電などの保障と同じです。)
リノベーションの場合、それぞれのリフォーム箇所ごとに保障期間を決めていることが多いです。構造上主要な部分や雨漏り防止部分には10年間保証するという会社もあります。建具や内装などは1~2年が一般的です。ただし、どんな会社でも保障してくれるわけではないので、保障の有無や期間は事前に確認しておきましょう。
保障を確実にするのが、「リフォーム瑕疵保険」です。これは、リフォーム会社が特定の保険会社に保険料を支払い、欠陥が発見された場合には保険金が保障されるという仕組みになっています。たとえリフォーム会社が倒産してしまっても、保険金が施主に直接支払われます。

リノベーション工事をしたすべての部分がリフォーム瑕疵保険の対象となります。保険期間は、構造の主要部分が5年間、その他は1年間です。保険法人への登録会社だけが保険に加入することができ、工事ごとに保険に申し込みます。
そのため、この制度を利用してリノベーションをするには、まず初めに登録会社を探し、保険の申込みを依頼しましょう。「住宅瑕疵担保責任保険協会」のホームページで検索して、登録会社を確認することができます。
たとえこの保険協会に登録していない会社でも、不具合が発生した時にはきちんと対応してくれる会社もあります。契約する前に、どのような対応になるのか確認しておくことが大切です。



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