防音・遮音リフォームってどうすれば良いの?防音・遮音リフォームのポイントとよくある質問【みんなのリフォーム】

防音・遮音リフォーム

住まいに関するトラブルでもよく耳にするのが、騒音問題です。マンションなどの集合住宅においては、わずかな音でも騒音ととらえられるケースもあります。 自分はもちろん、近隣との友好的なお付き合いをするためにも、家の防音対策はとても大切です。

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防音化工事の方法


家を防音化するためには、大きく2通りの方法があります。
一つは、自分の家からでる音を、外に出さないようにする防音対策です。
二つ目は、家の外の音を自分の家に入れないようにするための防音対策です。
また、音が家に伝わる経路には、窓、床、壁があげられます。
どの音を、どこに対して防音したいのかを判断して、最適な防音化工事を選びましょう。

窓の防音化とは


戸建の場合は特に、外部の音の多くは窓を通して伝わってきます。そのため、窓を防音化することで、大きな効果が期待できます。
窓の防音化にはいくつか方法があります。

1つは、今使っているガラスを防音ガラスに変更することです。しかし、ただガラスを交換するだけでは、効果はそれぼど期待できません。なぜなら、窓から入ってくる音の多くは、窓ガラスから伝わるものよりも、サッシの隙間をぬうように入り込む方が圧倒的に多いと言われているからです。

サッシの隙間を防ぐ方法としては、まず、隙間の少ないタイプの防音用サッシに交換することです。ただし、外壁の中までサッシ枠が入り込んでいるため、今あるサッシを取り外すことは簡単なことではなく、費用と手間がかかります。
外壁を切断したりするなど、だいたい2~3日はかかる工事となります。

または、今あるサッシはそのままで、その内側に隙間のでにくい後付けタイプの二重窓を設置する方法があります。
既存の窓とサッシの隙間を通り抜けた音も、密着性の高い二重窓を設置することでシャットダウンしてくれます。1窓あたり、1時間程度の工事で終わり、費用も抑えることができます。ただし、ピアノなど楽器の音には対応できない場合もあるので、注意が必要です。


床の防音化とは


マンションなどの集合住宅では特に、床の防音対策が重要です。
床の衝撃音には、食器を落としたときに発生するような軽量床衝撃音(LL)と、子供が飛び跳ねたときに発生するような重量床衝撃音(LH)があります。

軽量床衝撃音の対策として、最も手軽な防音化は、カーペットやラグ、マットなどを敷くという方法です。できれば、裏面に硬質ウレタンでできたクッション層などが取り付けられた遮音性の高いものを利用するとよいでしょう。
フローリングの場合は、より防音性の高いフローリング素材を選ぶことが重要です。
マンション用の遮音フローリング材は、LL-45等級が一般的ですが、規約が厳しいマンションではLL-40等級のものを使用しなければなりません。工事の前にきちんと管理規約を確認しましょう。

重量床衝撃音の場合、戸建の新築であれば構造や工法から工夫することもできますが、集合住宅やリフォームで構造や工法から工夫することは難しくなります。そのため、遮音性能の高い床仕上げ材や防音マットを使う方法が一般的です。

また、集合住宅などでは、基本的にはスラブ厚(床下のコンクリート厚)が厚いほど遮音性が高くなります。(防音のためには、20cm以上の厚さが必要と言われています。)スラブ厚は基本的には厚くしたりすることができませんが、スラブ厚の厚さを知って、どのくらい遮音・防音に気を使わなくてはならないかの判断しましょう。


壁の防音化とは


集合住宅では、壁から伝わる音も騒音になります。隣室から聞こえる音はもちろん、自分たちの生活音がどのくらい聞こえているのかも気になります。

壁の防音化としては、より多くの音を反射し吸収することがポイントになります。壁や天井の密度が高く重量が大きいことが重要で、厚みが大きければ大きいほど音を反射する能力が高く、防音・遮音性能が高くなります。

マンションの場合、隣との壁にはコンクリートが使われていることが多く、その厚さが150mm以上あれば問題ないレベルといえます。
遮音性能は壁の厚さでほぼ決まってしまうので、壁に厚みが150mm以下の場合や、軽量気泡コンクリート壁など、コンクリートではない素材を使用している場合は、改善が難しくなります。家具の配置を工夫して、音を伝えにくくするなど方法を考えましょう。
また、壁の構造がしっかりしていても、壁と柱の間にスリット(隙間)があったり、換気扇からも音は進入します。音が外にもれる原因をしっかりと把握して、対策を考えましょう。

具体的には、防湿遮音シート、遮音下地パネルなどを使って防音化工事を行います。グラスウールやロックウールなどの吸音材を利用することで、音のエネルギーを減衰させることが可能になります。
壁や天井を珪藻土や漆喰などで厚みを持たせるという方法もあります。この場合、吸音性だけではなく、消臭・調湿効果も期待できます。< /p>

よくある質問


防音・遮音・吸音の違いを教えて下さい。

防音とは簡単にいうと、外に音がもれないようにすることです。
そのための手段として、音を跳ね返す方法が「遮音」で、音を吸収する方法が「吸音」です。防音化工事では、この二つを組み合わせておこないます。


マンションの防音化工事で注意する点は?

フローリングを交換する時は特に、管理規約を確認しましょう。一般的なマンションの遮音フローリング材はLL-45等級ですが、規約の厳しいマンションになるとLL-40等級のものを使用しなければならない場合があります。
いざ、工事をしようと思ったら基準が合わないとわかり、追加費用がかかるということもあります。
また、遮音等級だけでなく、「カーペットからフローリングへの貼り替え工事を行う場合は、下階の住民の承認を得ること」といった決まりを設けているマンションもあります。


木造住宅の防音化工事で注意する点は?

最近の木造住宅は2×4(ツーバイフォー)や枠組み工法、パネル工法など風通りもよく開放的な空間設計が多く、吹き抜けを作ることも人気です。しかしそのために、音の逃げやすい環境になっています。
このような木造住宅の場合、固体伝搬音(床や壁などを介して伝わる音)の対策はもちろんですが、空気伝搬音(空気を伝わる音)の対策をきちんとする必要があります。

音はあらゆる隙間から逃げるため、ちょっと物を床に落としたぐらいでも軽量床衝撃音として床を振動させた後、空気中に拡散し、隙間から空気を通じて伝わります。
木造戸建住宅によくある「2階の足音が響いてうるさい」といった問題を解決するためには、階上の床の振動や騒音を遮断・吸収して、それを階下(天井)に伝えないようにすることです。
吸音性を高めるためには、床の仕上げ材の下にグラスウールやロックウールを入れたり、床上に防振マットや防振タイルを敷きつめます。
オーディオなどの音が階下まで聞こえてくる場合は、床だけではなく天井や壁の遮音性能、吸音性能を上げたり、サッシなどから漏れる空気伝搬音の対策が必要になります。


二重窓と防音性能が高いガラスとでは、どちらが防音に効果的ですか?

一般的には、二重窓のほうが防音性能が高いといわれています。ただ、サッシが二重になるため、開閉のわずらわしさと工事代金が高くなります。複層ガラスや合わせガラスなど気密性の高いサッシと組み合わせであれば、二重窓にしなくても、防音効果は得られますので、予算や用途を考えて選択しましょう。


防音室とは、どんな部屋のことですか?

防音室の目的は、まず第一に外への音漏れを防ぐことです。しかし、単純に音がもれないようにすればいい、というわけではありません。楽器の演奏や、歌の練習、オーディオ鑑賞、映画鑑賞など使用方法によって、音の吸収、反響、拡散などの音響対策も必要となります。さらに録音目的であれば、外からの音をしっかりと遮断することも大切です。
このような目的のために、防音パネルなどによる防音設備で囲まれた空間が防音室です。
マンションや一戸建ての一つの部屋を丸ごと防音室にしたり、部屋の中の一角に箱型の防音ブースを設置することもできます。
また、家全体を防音室のようにする場合は、壁や天井そのものを改造する工法や、既存の壁などをそのままにして内側を防音処理する工法などがあります。


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    当社はフロアコーティング施工を専門に活動しております。最新のナノコンポジット技術を採用したガラスコーティングやペットの滑り止めを考えたシリコンコーティングをご提案しています。

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