ウォークインクローゼットとは
ウォークインクローゼットとは、人がその中に入って収納の出し入れができる程度の広さのある収納スペース。主に衣類などの収納スペースとして、寝室などに隣接して設けられることが多く、クローゼットを1つの部屋に独立させたスタイルの収納のことです。
ウォークインクローゼットをつくる場合に必要となる面積は、作り方によっても変わりますが、1.8m×1.35m(0.75坪)程度の広さがあれば作ることができますが、本来のよさを十分に発揮させるためには2m×2m(1.2坪)程度の確保が必要です。天井までの空間を利用できるので、作り方次第では、相当大きな収納力を持ったものにできます。
空き部屋などをウォークインクローゼットにリフォームする時は、壁と窓の結露に注意しましょう。断熱性能が低い家は外壁に面した壁に結露がつきやすく、洋服が濡れたり、カビや虫の被害にあってしまうこともあります。
メリットは、スーツケースや小物などを全部まとめて1か所に収納できるので、どこにあったっけ?というような行方不明が無くなり、部屋の片付けがしやすくなります。
デメリットは、ウォークインと言う名前の通り、中に歩くスペースが必要になるので、壁に一列に並べるタイプのクローゼットに比べて単位面積あたりの収納数が少なくなることです。
ウォークインクローゼットは、限られた面積に洋服をたくさん吊るしたいと言う人には不向きなスタイル。洋服以外の物もできるだけまとめて1箇所に収納、管理したいという人に向いています。リフォームで洋服の収納スペースを作る時は、収納量にばかり気を取られず、自分の生活スタイルをよくおさらいして、よく考えて間取り全体から見直すよう考えていきましょう。
かかる費用は、つくり方で価格が上下します。内部をどこまでつくりこむかによって費用が違ってくる。また、どのように作るかによっても、費用が大きく違ってきます。同じ工事を行うにも業者によって工事費は異なります。そのため、複数の業者から見積もりをだしてもらい比較検討を行うことが大切です。