二重窓のリフォームとは
家の中が寒い、外の音が響くといった時の対策として考えられるものとして、二重窓にリフォームするということが挙げられます。
通常の1枚だけの窓と比較して、2枚の窓が付きますので防寒性や防音性に優れていることが特徴です。また、窓と窓との間には少し隙間があることが多く、この隙間によって外部と家の中との温度差がある時でも快適な温度を保つことができます。
二重窓の設置は他のリフォームと比較して、短時間で行うことができます。
現在の窓の内側に新しいまどを設置する形式ではリフォーム業者の方が来て、その日のうちに取り付けが完了するケースがほとんどで早ければ数時間で工事が終了します。
また窓だけの改修となりますので家を立ち退く必要はなく作業中も普段通りの生活を過ごすことができます。
この二重窓によって、防寒、防音以外に結露対策をすることもできます。結露が起こる原因は、外と中との温度差によるものですが、二重窓とすることによって間の空間が外と中との中間の温度となり、結露が通常よりもできにくくなります。結露が発生すると外が見えなくなってしまったり、その露が床に落ちてカビが発生するというケースもあります。二重窓の結露対策によってそれらを防ぐことができるということもリフォームをするメリットとなります。
また最近ではこうした内窓も進化をしており、引き手とカギが一体化している内窓の場合、窓を閉めるだけでそのまま施錠まで行ってくれるタイプも存在しています。その場合窓のカギの締め忘れを防ぐことができますし、防犯面でも空き巣が外からではどこにカギがあるのかがわかりにくくなります。
二重窓にはこれらのメリットがありますが、ご自身の住宅環境によって何をメリットとして考え、それに対してどの程度の費用を支払うことができるかといったことを検討してリフォーム業者へと見積もりを出してみると良いでしょう。これらが整理をされていると、より精緻な見積もりが出ますし、業者からの提案も的確なものになっていきます。